子どもと一緒に美術館

子ども0歳(男児)から、美術館に出かけてました。情操教育?インテリ?                                               いやいや。そんなブログではありません。    せっかく人間に生まれたので、美術、芸術の世界をこどもと一緒に楽しみましょう(^^)!

子どもと一緒に美術館

このページは、東京雑司が谷で活動する、子育て中のまま10名のサークル

雑司が谷 Hariti’のスタッフママのページです☆(Hariti  古代インド語で鬼子母神

私たちは、雑司が谷エリアに住んで、ママネットワークを通じて地域の人たちを繋ぎ、雑司が谷をより住み良い町にする為に活動を行う団体♪

‘団体’とか‘サークル’とか書くと、固い感じしますが、ゆーるーく楽しく、でもまじめに、真剣にやっております。応援よろしくお願いいたします!

      ホームページ  http://www.haritiz.jp/

      ブログ     http://haritiz.hatenablog.com

 

 

江戸東京博物館

今回は、3月28日にリニューアルオープンした、

江戸東京博物館  へ!

墨田区両国駅からすぐ、国技館のすぐ近く。

旧安田庭園など、気になるスポットも多々ありますが、1日遊べます。

広いし、室内なので、雨の心配もなし。

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リニューアル前は少し薄暗く、小さかった息子たちが怖がる時期がありましたが、照明はかなり明るくなっていました☆

6階が、常設展の入り口で、‘日本橋’を渡って、‘江戸ゾーン’へ行きます。

5階、6階と吹き抜けになっているのですが、それだけでも子どは楽しいようです。

展示しているものを、ただ眺めるだけではなく、纏を担いだり、千両箱をもちあげてみたりなどなど、江戸の生活を体感できます。

 芝居小屋中村座では、寄席も開催しています。

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「江戸から東京へ(幕末維新)」、「現代の東京」の二つのコーナーが新設。「現代の東京」では昔懐かしいコマーシャルや、雑誌などが並び、親子で盛り上がりました。

たっぷり時間紹介しきれません。時間をかけ、ゆっくり楽しむのが一番。

なんど行っても、飽きない。年に数回行っても新しい発見がある博物館。

是非。

 カメラをもって行くと、色々楽しめます!

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レストランも充実していますがこれからの季節、お昼はお弁当を持って、北側休憩所もおすすめです。休憩所のあるフロアは、電車が良く見えるスポットもあるので、電車が好きな男の子も楽しめますよ。

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特別展は5月17日まで‘大関ヶ原展’。戦国武将好きには、たまらないかも知れません☆

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目黒庭園美術館

目黒にある東京都庭園美術館

東京都内で一番好きな美術館です。

そして、親子で行くのにお勧めなのも、1,2を争います。

3年ほどの長い改修工事を終えて、先月11月22日にリニューアルオープンしました!!

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本当に長い改修工事でしたが、期待を裏切らない、素適な仕上がり☆

 

東京都庭園美術館は、1933年朝香宮家の本邸として建てられた建物を美術館として公開しています。当時世界中で流行していたフランスのアールデコ様式、日本の職人技術と見所満載。

 

美術館入り口の、門から始まり、建物の外観、そして内装に至っては、照明、通気口、ドアノブとどこを見てもとても素適なのです。子どもと、かわいいもの探しで盛り上がります。

 

今回は、改修、修復、復元、そして新しい‘ウェルカムルーム’と新館とパワーアップ。

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ウェルカムルームには、美術館をもっと身近に感じられる情報が盛りだくさん。

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新館も、これからの展開が楽しみ!

 

ただ今、25日までは内藤礼さんの‘信の感情’展と、修復記録の映像などが見れる‘アーキテクツ/1933/Shirokan展を開催中。

そして、子連れに嬉しい、ほどよく広くてきれいなくつろげる庭園ですが、残念ながらこちらは来年春以降の公開予定。

 

でもご安心を。美術館のすぐ近くには‘自然植物園’があります。

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こんな自然があります。なんと蝶トンボも生息しております。我が家はいつもセットで行っております。

美術館に馴染みのない方も、必ず楽しめるはず☆

船の科学館 ~宗谷~ 番外編4

あ、また番外編です。

 

夏休み、お台場にある日本科学未来館で、ウンチの帽子をかぶって滑り台を降りた方も多いのでは。

そこから歩いて5分ほど。

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船の科学館

 

動くイルカの人形に乗れたり、深海を探検する潜水艦(映像)に乗れたり、かつて青函連絡船で栄えた町並みの風景(だったような…)が再現されていたりと、小さな子連れでもかなり楽しめ、我が家ではかなりヒットだったのですが、2011年9月、残念なことに、本館展示休止。

野外に、青函連絡船‘羊蹄丸’もありましたが、残念ながらこちらも維持費がかかるとのことで、解体されてしまいました(TT)。

 

でも、初代南極観測船‘宗谷’と、別館展示場があります。

 

宗谷’の歴史をざっくり紐解くと、元々はソ連によって発注され昭和13年に完成。完成当時の名は、ソ連船ボロチャエベツ。しかし、ソ連との契約がうまくいかなかったり、戦争前の情勢と言うこともありソ連には引き渡さず、商船‘地領丸’となり、14年には海軍に買い取られ‘宗谷’と名付けられます。

戦争を経て、引揚船になり、灯台補給船になり、昭和32年から南極観測船になります。

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展示されている‘宗谷’の中は、観測船時代をリアルに再現。

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部屋の中に置いてある、ラジオやタバコの缶、時計などもレトロ感あふれます。

 

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当時の映像が流れているコーナーでは、ナレーションが古いゴジラ映画を髣髴させます。

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船長になった気分も味わえます。

 

本館があったときは集中力も切れ、‘迷路みたい!’と走り回って終わりだったけど、今はここだけだから、ゆっくりじっくり観れます。

 

宗谷のほかにも、海底ハウス"歩号一世"、PC-18型深海潜水艇潜水艇 "たんかい"と、興味深いものが点在。

 

ただ今、入場料は‘寄付’という形になっております。

隣にあるプールでは、カヌーなどの体験イベントもあるようです。

‘リニューアル準備’となっていますが、是非ともリニューアルしてもらいたいです。

 

そういえば、南極物語を観てないな。観てみます。

 

番外編 プーク人形劇場

新宿にある、プーク人形劇場

実は、かれこれ4,5年前からとっても気になっていて、やっと観にいけました。

 

人形劇、スタジオ・NOVAという映像専門部門もあり、最近ではNHKの‘シャーロックホームズ’を製作。

NHK‘がんこちゃん’、‘わんわん’の人形もつくっているようです。

 

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プーク人形劇団の歴史は古く(創立1929年)、新宿の劇場も1971年完成。素適な劇場です。1階には小さなカフェもあります。

 

今回は、子ども向けの演目

ねぎぼうずのあさたろう

‘おれはママじゃない’

を観てきました。

 

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前列2列まで、子ども専用席。

100人座れるかな?と言うくらい狭いですが演出も舞台装置も、素晴らしく、贅沢な感じがします。

 

入場料は、子どもも、大人も3,000円前後。

 

正直、子どもも3000円かぁ。。と思いました。

昔見たレビューで‘3,000円の価値はあります。’と言うコメントがありましたが、確かに!!

 

最近、テレビもそうですが、美術館でも、博物館でもCGを使った映像が多くて、頭チカチカしていたので、なんかとてもほっとしました。

 

目の前で、その場でしか見れない、生の声と、演出。

子どもたちも、み終わった後なんか穏やか。

 

入場料3,000円ですが、1回につき1枚、‘観劇おたのしみカード’なるものがいただけます。こちらを5枚集めると、なんと1回無料☆

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我が家的には、しょっちゅうは無理ですが、年に数回観たい☆

 

おばあちゃんにおねだりする誕生日プレゼント、演劇なんていうのもいいのでは(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

東京都現代美術館

f:id:haritiz:20140622145015j:plain 東京都現代美術館

‘現代美術’と言うと、なんか不思議ワールド過ぎたり過激すぎて、とっつきにくいものも多数あり、子どもにはちょっと…というものも。

でも、ここでの展示いつも、親子で楽しめる楽しい展示が開催されております。今回も、体験型展示なので子どもも息抜きができる(ほどよく☆)。

今回は、ミッション[宇宙×芸術]コスモロジーを超えて

現代ならではの、コラボ作品ですよね。

子どもたちは、展示を見ながら、宇宙と精神世界を結び付けて考えている様子は皆無(^^)。

今の子どもたちは、生まれた時からたくさんの映像見てますし、宇宙旅行も夢ではない世代ですからね。‘すごい’というより、

f:id:haritiz:20140622141527j:plain 月面でコントでしたね。

でも、博物館などのお勉強感覚の‘宇宙展’と違った角度でみれるのは、新鮮で楽しそうでした。

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八谷和彦さん(ナウシカの飛行機を作った)の、なんだかかわいい小型ロケットなんかも展示してあって、身近に宇宙を感じられる!

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チームラボさんの‘憑依する滝’、大平貴之さんのプラネタリウムも素適でしたよ!他にも、素適で面白い作品多数

 

最後に、無重力空間をイメージできる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」。これは、是非、大人もやってほしい。

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この展覧会、8月31日までやっています。

7月12日からは、子どもが思いっきり楽しめそうな、体験型・参加型展覧会、‘ワンダフルワールド’も始まります!

 

また、本が好き&静かに本が読めるお子さんは、是非図書室へ。外からは見えませんが、子ども用の座席、絵本なども多数あります。

 ‘あーもう、走りたい!!’というお子様は、美術館の外へ。子連れに嬉しい公園。ここで、内なるエネルギーを爆発させて帰りましょう!

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追伸 ‘現代’も良いですが、7月13日まで、日本橋三井記念美術館の‘超絶技巧!明治工芸の粋’。これ、おすすめです。

日本の芸術って‘自然が先生’みたいな、そこが西洋と違う、独自の文化?科学、技術の進歩を学ぶのも良いけど、自然を感じて、観察して、ともに生きていくってことを、子どもにはじっくり、ゆっくり、頭ではなく、体で感じてほしいですよねぇ。

突っ込まれると困るので、この辺で☆

 

足立区生物園 ~番外編2~

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足立区、元渕江公園の中にあります。東武伊勢崎線竹ノ塚駅から徒歩21分。バスもあります。

駐車場、20台ほど。生物園に隣接していないので、

足立区生物園のホームページ

で確認してから行って下さい。

雑司が谷からは遠いですが、かなりの回数行っています。

虫好きなら、絶対に楽しめます。虫好きでなくても楽しめます。

 

園にはおそらく素晴らしい、そして本当に生き物好きのつわものがいると毎回、感じさせられます。

 

f:id:haritiz:20140505132915j:plainまず、この時期は蛍。

ゲンジボタルヘイケボタルを飼育していて、その成長過程を1年中m間近で観察することができます。そして、6月と12月に、飛ぶ姿を見ることができます。

f:id:haritiz:20140505135204j:plainそして、蝶。

こちらも、1年中‘ちょうの飼育室’で、成長過程を観察できます。

幼虫の育て方のポイントなど、飼育室の方にたずねることもできます。親切に、丁寧に教えてくれます。

f:id:haritiz:20140505144507j:plainここで羽化したちょうは、温室で離され1年中飛び回っています!(ちょうを離すイベントは、毎日開催!)

他には、ゲンゴロウ、ガムシ、ナナフシ、カブトムシなどはもちろん、他には、チンチラや、カメ、淡水魚などなど。

f:id:haritiz:20140505143135j:plainモルモットのふれあいコーナーや、羊やミゼットホースなどの餌やりもできます(餌は数量限定)。

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そしてなんといっても楽しいのが、イベント。

事前申し込みのイベントも、もちろんおすすめですが、いつも何かしら子ども心をくすぐるイベントやっています。

今回は、おたまじゃくし。園内の池にいるおたまじゃくしが、水槽に!!

ドクターフィッシュのように、皮膚を食べるそうです(^^;)!

 

食料品の売店、レストランなどはありません。園周辺にも少ないので、お弁当も良いかも!園内の飲食コーナーも良いですし、元渕江公園もクローバーがたくさんの気持ちよい公園なので、外で食べるのもおすすめです。

元渕江公園は、広場も遊具もあるので、生物観察後は、外で走り回るのも☆

4月1日に改修工事が終わり、さらに見やすく、きれいになってましたよ。是非☆

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公園で見つけた四葉のクローバー&イベントでやっていた、金魚すくい