船の科学館 ~宗谷~ 番外編4
あ、また番外編です。
夏休み、お台場にある日本科学未来館で、ウンチの帽子をかぶって滑り台を降りた方も多いのでは。
そこから歩いて5分ほど。
動くイルカの人形に乗れたり、深海を探検する潜水艦(映像)に乗れたり、かつて青函連絡船で栄えた町並みの風景(だったような…)が再現されていたりと、小さな子連れでもかなり楽しめ、我が家ではかなりヒットだったのですが、2011年9月、残念なことに、本館展示休止。
野外に、青函連絡船‘羊蹄丸’もありましたが、残念ながらこちらも維持費がかかるとのことで、解体されてしまいました(TT)。
‘宗谷’の歴史をざっくり紐解くと、元々はソ連によって発注され昭和13年に完成。完成当時の名は、ソ連船ボロチャエベツ。しかし、ソ連との契約がうまくいかなかったり、戦争前の情勢と言うこともありソ連には引き渡さず、商船‘地領丸’となり、14年には海軍に買い取られ‘宗谷’と名付けられます。
戦争を経て、引揚船になり、灯台補給船になり、昭和32年から南極観測船になります。
展示されている‘宗谷’の中は、観測船時代をリアルに再現。
部屋の中に置いてある、ラジオやタバコの缶、時計などもレトロ感あふれます。
当時の映像が流れているコーナーでは、ナレーションが古いゴジラ映画を髣髴させます。
船長になった気分も味わえます。
本館があったときは集中力も切れ、‘迷路みたい!’と走り回って終わりだったけど、今はここだけだから、ゆっくりじっくり観れます。
宗谷のほかにも、海底ハウス"歩号一世"、PC-18型深海潜水艇と潜水艇 "たんかい"と、興味深いものが点在。
ただ今、入場料は‘寄付’という形になっております。
隣にあるプールでは、カヌーなどの体験イベントもあるようです。
‘リニューアル準備’となっていますが、是非ともリニューアルしてもらいたいです。
そういえば、南極物語を観てないな。観てみます。