岡本太郎記念館
岡本太郎さん。パリで絵や、美学、哲学、民俗学の勉強します。パリでピカソに出会い、抽象芸術を志した青年が、戦争を経て、41歳で縄文土器に出会い、日本独自の美意識ってすごいよ!だからもっと大切にしようよ!人間って何?逞しく生きようぜ!と死ぬまで、人間大好き、人間からあふれ出るエネルギー的なものを本や、作品にしていった人。(すいません。私、専門家ではありませんので、雰囲気伝わればいいかな。きちんと勉強されたい方は、専門書をお読み下さい。)
太郎さんの‘芸術は大衆のもの’という考え、そして自分の感情を、作品に素直に投影しているというところから、感受性豊かな子どもには受け入れられやすい。
そこで、第1弾は岡本太郎記念館。
表参道の駅A5出口が近いかな。
COMME des GARÇONS、PLADA、MONCLER などのおしゃれなショップの前を通っていきます。あー。子どもが生まれてから、無縁になってしまった世界だなぁ…と、思いながら歩いていきますが、さすが一流ブランド。ショーウィンドーだけでかなり楽しめます。お店の前で写真を撮るだけで、なんかおしゃれな感じになります♪
PLADACOMME des GARÇONS
さて、岡本太郎記念館はそんなおしゃれな街、青山にあるのですが、1998年、岡本太郎さんが亡くなって2年後、住宅兼アトリエを改修してできました。設計は坂倉準三(ル・コルビュジエに師事し、東京の国立西洋美術館も彼と一緒に建ててます。)さん。パリ時代の、朋友。かっこいい交流関係ですねぇ☆とてもおしゃれな建物です。
この記念館。太郎のアトリエ、太郎の作品が所狭しと並べられた居間と、2階の展示質2部屋。庭とショップ。こじんまりしています。でも、なにがすごいって、太郎との距離が近いです。
0距離。
間近で太郎のエネルギーを目の当たりにすることができます。なので、‘小さなお子様は、作品にお手を触れないよう’気をつけなくてはいけませんが、写真撮影OKです。
庭の鐘(「歓喜」の鐘)なんか、ならせちゃいます!
「座ることを拒否する椅子」いじりたい放題。
小さなお子さんは、作品一つ一つを、ジーっとなんかみないと思いますが、太郎という芸術家の情熱を、肌で感じ取れること間違いなし☆(あ、子どもの美術鑑賞は、時間の長さではないと思うので、さっと通り過ぎても、‘イラッ’としないように(笑)。)
初めて行くと、なんだか不思議な世界に迷い込んでしまった感があるので、戸惑うお子さんもいると思いますが、何回か通うと色々見えてきて、自分なりに楽しみを見つけてくれます。というか、太郎に惹かれていきます。
子どもにカメラを持たせても面白い。兄撮影。
もちろん、大人も楽しめます。私のお気に入りショット。
子どもはやっぱり外が好きなので、庭にいる時間長いです。でも、アトリエ、居間、企画展もいつも素敵です。書き出すと、長々と続くので、この辺で。
前館長岡本敏子さん、現館長平野暁臣さん、素敵な空間ありがとうございます。
さて、記念館を出た後ですが、お昼がまだなら、表参道まで繰り出し、ランチでも。
お子様が、おとなしい素敵女子などでしたら、記念館から数分のところにある根津美術館によってみるのもいいかもしれません。せっかくなので、おしゃれなお店で楽しくショッピングも。
走り足りない男子などは、代々木公園で遊びましょう。我が家は、こちら。