東京国立博物館 平成館
子どもと一緒に美術館。今回は日本最古の博物館、上野の東京国立博物館。
‘上野の’と書きましたが、日本最初の「博覧会」が1872年3月10日に湯島聖堂で開催されそれを東京国立博物館の創設としているので、スタートは上野ではありません。
詳細は東博ホームページなどで☆
さて、東京国立博物館。上野の動物園など行く途中に見たことがある方もおおいのでは。正面に見える建物が本館。和洋折衷。(設計渡辺仁氏。銀座和光、目白にある徳川家黎明館、原美術館など。)この本館だけでも、1日いても飽きない!テレビ撮影でも良く使われています。ですがさらに、平常展(総合文化展)として他4つの展示館と資料館あります。てんこ盛り。
※この総合文化展チケットは、子連れだと団体料金になります♪
日本史を勉強しだすと、教科書に出てくるものがたくさんあるので、小学生高学年くらいだと行きやすいのかな。でも、子どもには体に良い美味しいものを食べさせたいように、小さい時からいいものをみせたい!と思うのも親の心情ではないでしょうか。それに、歴史とか知識とか入り込む前に、さらの状態でみれるのも子どもの特権!(‘いいもの’って?といわれると困るのですが、大事に昔から人から人へと大切にされ残され、愛でられたものは‘いいもの’ということで☆)
そこで大切なのが、子どもに興味を持たせる動機、きっかけ。闇雲に美術館に連れて行くよりも、なにか目的というか、楽しみを持って行ければ、道中もウキウキ。
見たいなノリで、今回は『ガイストクラッシャー』→雷神
息子たちが今はまっているアニメ、最強ジャンプ連載、テレビでも放映されている「ガイストクラッシャー」に、雷神、風神が出てきます。(女の子のお母さんは‘??’ですよね。すいません。)
‘少年たちよ武装(ガイストオン)せよ!’と息子たちは‘爆アツ’的にはまっています。
ゲームも出ているようですが、内容はきちんとみてなくてわかりません。(^^;)ただ、どうも風神雷神は最初‘ガイスト’という悪いものらしいです…。倒されて、いいものになったとか。
で、雷神。
特別展になりますが、東京国立博物館の平成館で、来月2月23日まで「クリーブランド美術館展」が開催されています。アメリカのクリーブランド美術館で2013年6月に、新たに日本ギャラリーが開設され、これを記念した里帰り展。その中に‘雷神図屏風’があり☆
←平成館
‘ねえ。かっこいい雷神、今アメリカから来てるんだけど、見にいかない?’
と誘うと、‘うん!行く行く!’となります。
今回は、次男は多少渋りましたが、迫力ある雷神の絵の前では、‘超かっこいい♪’と、みごとはまりました。よかたぁ。
雷神図屏風
これで、ガイストごっこも臨場感あふれるのでは(笑)。
後は、流してしまうかなぁと思ったら、龍虎図屏風、四季花鳥図屏風など、
‘あ、鷹に雉食べられてる。すずめ、からす、かも!’とか、子どもなりに色々楽しんでいました。
その後は1階、平常展の考古展示室。
石器や、骨角器、縄文土器、弥生土器、銅鐸、埴輪などなど。
撮影禁止されている展示物以外撮影OK☆なので、撮影を楽しんでもいいかも。
お気に入りの埴輪の前で。
女の子も、こんな素敵なアクセサリーみたら楽しいのでは。
他にも、もっと素敵なネックレスや、耳飾あり!!
こんな本を読んでいたら、是非連れて行ってあげてください。
宇宙服を着た宇宙人!?遮光器土偶、本物がみれます。
お昼はレストランが敷地内に2つ。平成館、本館でお弁当などを食べれるスペースもあります。レストランは多少混んでいるので、お弁当もいいかも。今回は時間がなかったので、平成館で終了でしたが、敷地も広く、お昼をはさんで、1日遊べると思います。国立科学博物館の大恐竜展(2月23日まで)もいいかもしれませんね!
※風神雷神
こちらも特別展になるのですが、3月25日(火)~5月18日(日)まで、この平成館で「栄西と建仁寺」展が開催されます。その際、皆様良くご存知、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」も展示されます。さらに、本館で尾形光琳の「風神雷神図屏風」も4月8日(火)~5月18日(日)まで同時公開。6年ぶりだそうです。見比べるのも、楽しいし、本物を見たことない方おすすめ期間です。
3月浅草、4月再び東博コースに我が家はします♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。